このコンテンツはこんな人たちにオススメです!
- デジタル広告を運用してきたが、新しいマーケティング施策としてテレビCMを検討しなければならなくなった
- そもそも、テレビCMって、何を目的に考えればいいのか、に興味がある
- 実はデジタル広告とテレビCMの関係性、に興味がある
- どれくらいの予算を透過すれば目的を達成できるのか、に興味がある
デジタルマーケティング担当のあなたが、急にTVCMを検討せよ!と言われたら
デジタル広告を運用してきた担当者にとって、テレビCMは、いわば“未開の地”です。 そもそも、どんな目的やゴールを設定すればいいのか、の設計の方法がわからなかったり、どれくらいの予算を投下すれば本当に目的を達成できるのか、想像できないという方も少なくありません。また、テレビCMを検討するとなると、広告代理店への相談を検討することにもなります。
今回は、1歩目を踏み出す前の方々に、基本的な情報である、「テレビCMの効果」や「デジタル広告とテレビCMの関係性」について、ご紹介します。
[知識1]デジタル広告が主戦場のアプリサービスのCMが増えている背景
近年、スタートアップ企業が増え、アプリサービスを提供する会社が増えてきています。アプリサービスの場合、デジタル広告を駆使してユーザーを獲得していくイメージが強いと思われるかもしれません。その一方で、よくテレビCMで、アプリサービスのCMが増えていることにも気がつくと思います。
実は、それらの会社は、テレビCMが持つ3つの効果を、デジタル広告の運用と戦略的に掛け合わせることで、ユーザー獲得につなげているのです。実際に、これらの効果によって、CM後に認知が圧倒的に増え「DL数が増えた」「CPAが下がった」というお客様の成果をよく目にします。
では、その3つの効果とはなにか、をご説明していきます。
[知識2]CMの効果は「3UP」
マーケティングにおいて、テレビが持つ効果は、「Scale up」「Speed up」「Interest up」の3UPであるといわれています。
Scale upとは
テレビは、幅広い年齢、属性の視聴者に情報を届けることができます。
デジタル広告との違いでいうと、例えば男性20代にターゲットした場合、デジタルは、そのターゲットに精度高くピンポイントで情報を届けることが可能となります。一方で、テレビは20代ターゲットが視聴しやすい番組に出稿することで、20代以外の視聴者にも届けることができるため、情報の届け先の範囲を広げることができるのです。
逆にターゲットを幅広くしたい場合、テレビCMは日本全国の80%の人に届ける、ということが容易にできます。
Speed upとは
一度に多くの視聴者に情報伝達ができるそのスピードもテレビの強みです。
テレビCMは、1日100GRP(※延べ視聴率)=視聴率100%が、一般的な出稿量といわれています。この場合は、延べ6000万人に、CMを届けられる計算になります。一方で、デジタルの動画広告では同じ延べ6000万人に当てようとすると、約1週間かかるといわれています。テレビには圧倒的なスピードがあるので、短期間でシェアを取るのに向いています。
Interest Upとは
3つめは、生活者の興味・関心を呼び起こす「Interest-UP」です。テレビの場合は、商品の「低関心者」であっても広告注目率は26%。スマホは能動的に情報を取りに行くメディアなので関心のない情報は無視されがちですが、テレビは受動的なメディアのため、継続的に広告を打つことで、低関心者にも注目してもらえるメディアであることが分かっています。
※上記の内容は、電通報【テレビの持つ「3UP効果」とは?】を引用しております。ご興味がある方は、ぜひ、ご覧ください。※電通報の記事ページへ遷移します。
[知識3]そもそも、どれくらいの予算をテレビCMに投下すればいいのか?
3UP効果というものはわかったけど、どれくらいの予算を投下すれば成果につなげられるのか、ピンとこないという方も多くいらっしゃると思います。
テレビCMの予算策定は、「目的をどこにおくのか?」「自社が獲得したいエリアやターゲットはどこなのか?」で大きく異なります。例えばですが、最もテレビCM枠の料金が高い関東エリアと、それ以外の地方エリアとでは、10倍以上の金額の開きがあることも事実です。この価格差を生む一番の要因は、CMが放映される人口に大きな違いがあるからです。
例えば、関東エリアでテレビCMを出稿したいといった場合、テレビCM枠を購入する際の目安は1億円以上になります。さらに、テレビCMを出稿する場合、動画素材が必要となるため、制作費用が、数百万円から数千万円、時には1億円以上の費用を見込む必要があります。一方で、地方では、テレビCM枠の購入から動画素材の制作を含めて、数百万円から始められることもあります。
まずは自社が、どのような目的で、どのようなターゲット、エリアを狙っていくのかを整理した上で、検討を進めることをオススメします。
後編では、どのようなタイミングで、テレビCMを検討すべきか?に関する知識をお伝えします。
「デジタル広告の運用をしていた担当者が知っておくべき失敗しないための5個の知識 〜後編〜」
実績豊富なコンサルタントにご相談ください
ウリアゲガンバには、テレビCMの経験が豊富なコンサルタントが多数在籍しております。ご相談いただければ、皆様の商品やサービスがどのくらいの認知率になるか、より精緻にシミュレーションいたします。
ご相談は無料となっておりますので、なにから始めればわからない、どのような効果が得られるかわからない、とお悩みの方も、まずはお気軽にご相談ください。