雑誌メディアの強みとは?雑誌広告の魅力と、出版社リソースの活用法

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雑誌メディアの強みとは?雑誌広告の魅力と、出版社リソースの活用法

4大マスメディアのひとつである雑誌は、経済、ファッション、スポーツ、趣味実用まで幅広いジャンルで出版されており、雑誌ごとに多くの読者がいます。誌面に掲載される雑誌広告は、ページを読み進める中で自然と目に留まる仕組みと、編集記事とのタイアップなど雑誌に合わせたフォーマットも活用できることで、コンテンツの一部として広告の閲覧を促すことができます。この記事では、雑誌広告の魅力と、雑誌を発行する出版社リソースの活用法について解説いたします。

雑誌メディアの強みとは?

電通ランウェイが制作する「雑誌の教科書」を元に、雑誌メディアの強みについて解説していきます。

雑誌は“ロングライフメディア”

雑誌は、購入してから数カ月の間に、約97%の人は何度も読み返しを行っています。また、購入した雑誌の保存期間は、「2-3ヶ月程度」が約23%で最多ですが、保存期間は「1年程度」あるいは「それ以上」といった長期間保存する人も約37%います。

定期購読している雑誌はコレクション要素もあるため、きちんと本棚に揃えて保管しておきたくなる人も多いのではないでしょうか。

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セルフペイドメディアだからこそ“熱心に読まれる”傾向にある

雑誌は、書店やコンビニでお金を払って購入するメディアであるため、無料で手に入る情報よりも積極的に閲覧する読者が多い傾向があります。情報の信頼性が高いと思われていることも特徴です。

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雑誌は“パーソナルメディア”である

雑誌は編集力があり、専門性が高い事から「自分らしさを表現するのに役立つ」「趣味や余暇に役立つ」「人気や流行を知る上で役立つ」など、他メディアと比較しても読者との精神的なつながりが深いメディアであることが推測されます。

テレビやラジオは娯楽性が高く、新聞が社会生活の一部に、そしてインターネットは検索性に特徴があることを考えると、雑誌はパーソナルなメディアであると言えます。

きめ細やかなターゲットに合わせた“セグメントメディア”である

雑誌には、読者のニーズに合わせてさまざまなジャンルが存在しています。

女性ターゲットの雑誌だけでも「年齢」、「ライフステージ」、「ファッションやライフスタイルの嗜好」に合わせて幅広く出版されています。ファッションをメインテーマに扱う雑誌もたくさんありますが、ライフスタイルを軸に情報を扱う中で、その中のひとつとしてファッションを扱う雑誌もあります。

男性ターゲットの雑誌は、「ファッション」や「ビジネスマン向け」に加えて、膨大な種類の「趣味」のジャンルが存在しています。年齢やライフステージでは、あまり細分化されないのが特徴です。

熱量の高いコアファンを抱える“コミュニティメディア”である

人気雑誌の多くは、雑誌、デジタルサイト、SNSの公式アカウントなどを「媒体ブランド」で繋げて、読者と多くの接点を作っています。強い絆で結ばれた媒体ブランドのファンコミュニティがあり、イベントなどを通じて活性化しています。


雑誌広告の種類は、純広告とタイアップ広告

それでは、企業は雑誌にどのような広告を出稿することができるのでしょうか。雑誌広告には、『純広告』と『タイアップ広告』の2種類があります。それぞれの特性を理解し、効果的に使い分けていきましょう

純広告は、広告主が制作する広告です。規定の範囲内で広告主が自主的に制作するため、構成や体裁はさまざまです。インパクトのあるデザインにしたり、テレビCMなど他のメディアのクリエイティブと一貫性を持たせたりすることができます。商品ビジュアルの認知UPや、ブランド名の刷り込みや世界観訴求を図ることに適しており、これらの目的に対しては純広告が効果的であると言えます。掲載される位置、ページ数、色数で掲載料が決まります。

タイアップ広告は、出版社編集が制作する広告ページです。編集部が制作するため、編集記事と同じようなトーン&マナーを採用し、読者に向けて自然な流れで広告訴求を図ることに適しています。商品の機能や性質についてより詳しい理解促進を図ったり、雑誌の読者層にターゲットを絞って興味や購入意向の喚起をしたりすることに関して、タイアップ広告が効果的です。掲載される位置、ページ数、色数に加えて、制作費が発生します。


雑誌広告だけに留まらない、出版社リソースの活用

出版社のコアリソースは、何といってもコンテンツを基軸とした派生力にあります。

琴線に触れる文脈作りと、クリエイティブやコピーなどのアウトプットアイデアをベースに、情報のニュース化、そしてターゲットを捉えるさまざまなフォーマットのコンテンツ開発が可能です。

コンテンツ制作を通じて培われたモデル、スタイリスト、著名人、作家、漫画家などの人的ネットワークも持ち、媒体ブランドに集う読者コミュニティの活用も可能です。

生活者の感性や嗜好を知り尽くした“インサイト掌握力”を下敷きに、生活者が共感するオウンドメディア/サービス/商品開発も可能です。

【出版社リソースの活用例】

  1. ニュースファクトリーとして活用
  2. ネットワークの活用(モデル/読者/インフルエンサー/ 媒体コミュニティ)
  3. マーケターとして活用(コピー開発/商品開発)
  4. 制作会社として活用(動画/カスタム本/オウンドメディア制作)

雑誌広告は、ウリアゲガンバのコンサルタントにご相談ください

雑誌広告の出稿を実施したことがない企業も、雑誌のメディア特性や、出版社が持つリソースを活用することで、これまでにはない効果をプロモーションで得られる可能性があります。ぜひ雑誌広告の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

電通グループのウリアゲガンバには、雑誌広告のプランニング経験が豊富な広告エキスパートが多数在籍しております。ご相談いただければ、豊富なメディアデータを活用し、皆様の商品やサービスに最適な雑誌の提案や、出稿により得られる広告効果をシミュレーションいたします。なにから始めればわからない、どのような効果が得られるかわからない、とお悩みの方も、まずはお気軽にご相談ください。ご相談は無料です。

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